c71の一日

生活の記録

ジャンゴの感想 一日後

ジャンゴは奴隷です。

わたしは奴隷ではないです。

ジャンゴは奴隷の身からチャンスを得て、賞金稼ぎになります。

わたしは平民です。

じゃあ、ジャンゴみたいに、できることをすれば良いのかもしれない、と思いました。

わたしができるのは勉強です。
勉強しかできない、と思います。わたしがお金を稼げるのは中学生のとき頑張ったせいです。
わたしは誰よりも勉強ができる、というほどになれなかったけど、芸が身を助けるくらいではあったみたいです。

ジャンゴは早撃ちができます。
わたしは速読ができます。

ジャンゴが初めて選んだ服装は変でした。
シュルツはそれに「変だ」とは忠告しませんでした。

わたしはそこに感動しました。
変でも、選ぶことが「自由」である証なのだと思いました。そこには愛がありました。
無関心さと愛が。

わたしは、初めて人生を生きています。
だから、変です。
真っ青な服を選んだジャンゴのようです。

わたしは愛する妻を救いにいく…というわけにはいきません。

でも、自分を愛して、自分の心を助けにいく、というのも、ジャンゴに匹敵する冒険なのかもしれないな、と思います。

鬱は死に至る病です。