c71の一日

生活の記録

自閉症スペクトラムの診断には親は必要ない

最初に確認しておきたいことは、自閉症スペクトラムの診断は、困っていることがある人が、それを工夫して、快適に生きるための助けになるためにする、ってことです。


診断後は、相談しやすくなったり、工夫しやすくなります。

健常者じゃなくなることに、悲哀を感じる人は、自分自身に、差別意識があったのだと反省しましょう。
自分と向き合うのは、体力も使う大変なことですが、やっておいて損はないです。

全体的に、快適になり、気持ちがすっきりし、周囲の人との衝突が未然に防げます。

何が弱いのかわかったら、練習ができます。



診断は単なる診断で、レッテル付けでもなんでもなく、その人の本質がそれまでと変化することでもないです。ただ、生きやすくするための指標が加わった、というイメージです。

題名は二次障害があるからには、親との関係が悪い場合も多いのに、いちいち、親に生育歴を聞かないと診断できない、って誤解があって、そのせいで、診断を受けるのを躊躇する人を減らしたいからつけました。


自閉症スペクトラムに関しての診断ですが、わたしの場合は、

困ったことがあって、主治医が「これはあかん」ということで、その後輩の先生が副院長をやっている病院に紹介状を出してくれて、入院する運びとなりました。


その先生が、たまたま、若い人の精神病が専門で、自閉症スペクトラムADHD鬱病自傷摂食障害が専門だったので、診断が下りました。


診断のときには、困っていること、どうしたいか、をまず聞かれて、世間話をしました。
世間話の最中に、話し方、動揺の仕方、感情の動き方などを観察されて、自閉症スペクトラムの可能性があると、先生は思ったそうです。

なので、でも、それでは確定ではないので、わたしには、自閉症スペクトラムの可能性があることを告げずに、そのまま、面談と経緯を見て、観察した結果、その疑いを濃くしたそうです。


心理士さんとも面談と検査をして、その検査結果を見た結果、自閉症スペクトラムだ、ということが確信が持てたので、告知した、っていう流れになります。


診断が出るまで、一ヶ月かかりました。知能検査や各種検査も全部で十時間くらいしました。一回二時間で五回くらい。入院してないとなかなかできなかったと思います。


その間、親に対する質問、ってのは一切なかったです。全部わたしの話し方や話の内容から、家族の状況を推理して、生育歴を把握したみたいです。


だから、親が他界していたり、疎遠になっていたり、絶縁していても、親に相談しなくても、自閉症スペクトラムの診断を受けることは可能です。
実際そうでないと二次障害の改善にはつながらないわけだから、プライバシーは完全に守られます。


自閉症スペクトラムだという診断が下りると、医療保険にかかりづらくなりますが、日本自閉症協会、というところで、保険を扱っているので、大丈夫です。
日本自閉症協会

ここの左下のリンクがそうです。


自閉症スペクトラム、って診断されることのデメリットはなにもなくて、自分が困難だと思っていた、生活上の困ったことを解決するための糸口だ、と思ってもらえると良いと思います。


メリットはたくさんあります。
自閉症だからと言って、落ち込むことは何もありません。自閉症のどこが悪いんですか。なにも悪くないです。自閉症は悪いことではありません。本人が生きにくいだけです。でも、生きにくい理由がわかったら工夫ができます。周りも心の準備ができるのです。共生の道を探りましょう。



どうしたら、生活しやすくなるか、工夫をいろんな人に相談しやすくなるきっかけだ、と思ってもらえると良いです。

だから、わたしは自閉症だと診断されて驚いて、足下がぐらぐらしましたが、それはわたしの偏見がそうしたものだと、すぐにわかったので、それ以降はわりきって、自分が快適になるようにだけ考えています。

だから、診断を受けることは、自分がどんな情報にアクセスした方が良いのか、支援が受けられるのか、など、考えられるので、世界が何も変わるわけじゃないので、自分が自閉症かも、と思ったら、診断を受けなくても、受けても、本を読むのはとても良いと思います。


わたしは診断を受けてから、世界が広がり、苦手だったこともどんどん克服して、人付き合いもうまくなってきたし、親との関係も良くなったり、絶縁したりできて、過ごしやすくなりました。

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