c71の一日

生活の記録

おおらかな性格

子どもの頃は繊細な性格だと言われていたので、「繊細な性格です」と言ったら、「キャラじゃないよねえ」と言われた。


わたしは最近、おおらかな性格になって来たようだ。
細かいことは気にしないで、だいたいの方向の検討をつけるタイプで、悲観的じゃなく、楽観的な態度をいつの間にか身に付けたみたいだ。


主治医は、性格的に事務は向いていないんじゃないの?そもそもなんでやりたいのかわからない、というし、家族も、お金じゃないと思うよ、人生は、という。彼氏も楽しく仕事ができているのに事務をやる意味が分からないし、リスクが大きすぎる、という。



わたしは、意地で、「苦手なことも克服する自分像」に憧れていただけかもしれない。
自分ではお金が儲かるとか、事務をできたら将来的に良いとか、思っていたけれど、それは表面的な問題で、実際には、事務をできる人に憧れていたんだと思う。



女らしくて気が利いていて愛想が良くて、いつもこぎれいにしている女性、ってイメージが、事務の女性にはある。わたしはそういう部分がないから、仕事に就けば、なれるんじゃないかなあ、と勝手に思っていた。


でも、それは、気のせいであって、わたしのキャラはぴりぴりしたところで働くのには向いていない。薬も飲んでいるから、昼間眠たいし。



自閉症スペクトラムで事務をやっている、と言う人にも声をツイッターでかけてもらった。

だから、障害とできなさは関係ないのだ。


わたしのキャラと鬱状態(こんなに明るく生きているが)が、あって、みんなに反対されているのだろう。



正論で言われると反発したいし、自主性を軽んじられたようで、できないと決めつけられるのがいやだ、という意地を取り除くと、何も残りそうもない。


できるだろうけど、できなくても良い、できるのだろうけど、できるようにならなくても良い。


そういう視点で考えた方が良いのかも。


わたしはだいたい、細かいことをするより、ものをおおざっぱに勧めて良いですよ、みたいな気分にさせる方が性にあっているようだ。


塾講師は営業の性質が強い。

人を良い気分にするのが好きだから、どちらかというと営業向きなんだろう。