c71の一日

生活の記録

魔女のべシーの話を彼氏にした

彼氏に二重人格になったことを告白した。


拒絶されることが心配だったから、秘密にして、魔女のべシーを否定し続けていて、葛藤して戦って消耗していたけれど、過労が限界に来ていて、説明しないわけにはいかなかった。説明しなければ別れが待っていると思った。ヒーラーの仕事をしているところも見られてしまった。


彼が帰って来たときに、話があると言って切り出した。
わたしはべシーの話をした。統合失調症かもしれないし多重人格かもしれない。
だけど、彼は、今のままのc71ちゃんが好きだから大丈夫だよ、と言ってくれた。
昨日の儀式のときに帰って来たことを怒ったことも気にしていないと言ってくれた。
c71ちゃんの立場になれば恥ずかしいと思って慌てた気持ちもわかると言うことだ。


ストレスがあると多重人格になりやすいとか、統合失調症の心配をされたけれど、精神科の先生に相談した結果、統合失調症ではないらしいことも伝えた。
もし、そうだとしても、今のままのあなたを好きだから、それも含めてのあなただからと言われて感動した。
この人人間なのかな?あやしいな、と思った。


べシーとの仕事の相談もした。
少しペースを落とすこと、塾の仕事をベースにすること、能力がなくなっても、生活できるようにしていくことや、精神的には塾の仕事の方が安定して、子ども相手に癒される分、楽なはずだということを助言された。
わたしは考えてみて、その通りだと思った。


現実的な常識人だな、と思った。


それから、友だちに相談した。
相談した友だちはべシーの話を聞き、そういう人の症例が書いてある中井久夫さんと言う人の本を紹介してくれ、抑うつ状態の後に神様になった女の人の話をしてくれた。
そして、べシーについては害がないし、誰も悪人がいないし、外から見たら相談を聞く仕事を始めただけのことだから、そこまで葛藤しなくても良いのじゃないかと言っていた。
ただ、眠れないのは困ることだから、べシーにわたしの友だちを返してほしいと言っておいてと言われた。


それは、昨日もそうで、別の友だちに相談したところ、べシーを呼び出して、ご飯を食べたり寝たりしないと人間は死ぬと、説教してくれた。
べシーは知らなかったことで、すみませんと言ってしょんぼりしていた。



わたしの周りの人はみんなべシーの話を受け入れてくれた。
べシーを消す必要はないのかも。
わたしはわたしで、べシーごとわたしで、べシーがいる分たいへんだし、びっくりもしたけれど、毛嫌いすることもないかもと思った。

私の気持ちは人の役に立てて嬉しいと言うことだ。
だから、しばらく様子を見ながらべシーと付き合っていきたい。