c71の一日

生活の記録

パーソナルデザインを受けてきました

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これを受けてきました。

前日は、友達と一緒に服を買うための服を買いに行きました。

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ちょっとお高いし、診断の前日だから、間違えたらいやだなあ、と思っていました。

間違えたら、いやだ、というのは、わたしの考え方の癖です。
でも、大金を払うし、怖い、と思いながら、似合うといわれたことよりも、友情を信じて買いました。
かわいい服じゃないと、先生の前で泣き崩れてしまいそうだったからです。


太っていてダサい、みじめなわたしに、診断していただく価値なんてございません、と言って。


どんだけ自己評価低いんだーという感じですが、低いんです。


前日は淡いピンクやブルーが似合うんじゃないの、と言われました。


当日には、朝四時に起きて、落ちて、むこうずねをしたたかに打ち付けてしまいました。それから、お風呂に入って、スタンバイした結果、朝十時になると眠くなりました。

付き添いの友達に「マツコだってきれいになるんだから、わたしだってきれいになってもいい」とつぶやいたり(マツコさんに失礼なのは帰ってから反省しました)、「怖い」「買い物苦手」「店員さん怖い」「もはや死ぬしか、ない」とつぶやいたりして、友達に「これからハッピーな人生が繰り広げられているんだよ」とたしなめられました。「言い訳はいらないんだ」とのこと。


その通りだと勇んで、といいたいところですが、ぼんやりと自分の感情を殺しながら歩いて、サロンに到着。サロンの中はお姫様のような部屋でとても気分が上がりました。


上がったけれど、みじめなわたしはこんな場所にはふさわしくないと、死んだ顔でカラーチェック。友達がいなかったら、「こんなにまで一生懸命してくださる価値などございません。わたしは醜い豚です」と言いながら泣きそうでした。


泣きそうだったけれど、睡眠不足と前日の買い物ですでに死にそうになっていたわたしは途中でうとうとして、「目を開けて」「ぱしーっと目を開けて」とばかり言われておりました。なんだろうね、わたしは。


そう、わたしは買い物が死ぬほど苦痛なのです。苦痛だし、店員さんと話すのが極度に恐ろしいので、口をきいたら買わないといけないと思っていたのです。そりゃ楽しくない。前日の友達も先生も当日の付き添いの友達も、店員さんと気楽に会話して楽しくお買いものしていたので、驚きました。
わたしもそんな殻を破りたい、でも、と思いながら、とぼとぼと思いました。



カラーは最初、秋と出ました。黄色味の強いこっくりした色が似合う、と。でも、それだとしっくりしすぎて、おねえさんぽくなりすぎるので、先生が「違う」と言って、カラーをやり直しました。
間違いを認めて最初からやり直す先生は素晴らしいと感動しました。



わたしは夏でした。黄色味の少ない、青みがかかった、淡い色のシリーズ。そう、前日の友達の見立ては正しかったのです。濁った色で、彩度の低いパステルカラーが似合う、とのこと。そういう色好きなんです。アイスブルーやアイスピンク、ラベンダー色。この組み合わせは大好きだけど、わたしには似合わないとあきらめていた色です。



だから、うれしかったです。でも、メイクレッスンで選んだオータムカラーの口紅やチークが何もかも似合わないと思ってガーンとしました。だけど、色の使い方や、合わせ方によっては今までの服も化粧品も使えるとのこと。
衝撃だったのは、ファンデーションの量。ほんの、ちょっとでよかったのです。リキッドなら一滴くらいを少しほっぺたにとんとんして、やさしく伸ばすだけ。わたしはがし、がし、っとぬっていたので、自分の顔をやさしく扱わないとな、と思いました。



今回のパーソナルデザインにはかなりの金額がかかることを前もって知っていました。
予想を上回る金額を使いましたが、満足しています。


それは、メイクレッスンをした後、いいことがたくさんあったこと。仕事上で、お母さんからの信頼度が上がったことで、時給が少し上がることになったり、仕事が増えたりしました。


だから、自分に似合う服を買ったら、信頼されやすくなるのではないか、と考え、自分がハッピーになることには、あまり前向きになれなくても、その部分は自己投資だと思えました。



結果は正解。


わたしは靴からバッグからズボンの選び方からトップスの丈や素材まで、いろいろ教えてもらえました。
チェックやボーダーやネックレスは似合わないと思っていたのですが、大得意。すごく、似合うことがわかりました。シルバーも似合います。



体重は変わらないけど、垢抜けて見えることで、自信がつき、店員さんと普通に話したり冗談を言ったりできたのです!


買い物のときにおどおどしたり、言いたいことや頼みたいことが言えないわたしがいなくなりました。
それは魔法でした。


お店ではテキパキ自分の要求を伝えていい、サイズもほしかったら、言っていいのだ、と思うと、非常にうれしかったです。



付き添いの友達も天才的にアドバイスしてくれ、自分の姿をそもそも鏡で直視できない私の代わりに似合うと判断してくれました。


本当はその場で会計をしないらしいのですが、たくさんあって、わからなくなりそうだったので、会計しながら進みました。


というのも、サイズが限られているので、まわれるお店が少なく、一回に会計を済ませられるので、時間のロスが少なく済んだのです。



これは特殊な例かもしれません。



ふだん着ない素材のテロっとしたズボンを二枚買いました。足首を出して、ひざ下をすっきいりさせ、ふとももがゆったりした遊びのあるデザインが似合うそうです。


靴も、デコラティブで形が丸かったり、スクウェアだったりが似合うそう。
遊びのあるデザイン、かわいいころんとしたものが似合うそうです。アクセサリーも同様です。


わたしは胸元を少し開けて、アクセサリーをつけたほうがいいみたいです。

首はあまりつめないで、ふわっっとしていていいみたいです。


ギャルと少女の中間みたいな感じなのかなと思いました。
好きな感じです。



買い物をたくさんして、一年分買って、帰ってきたら、今まで来ていた服がくすんで見えました。
ベースカラーになる服は取っておくことにしましたが、よれたり、毛玉がついたり、サイズが合わなかったり、着心地が悪い服は捨てようと思いました。



そして、たくさん働いて、たくさんかわいいものを選ぼうと思いました。



間違えてもいいんだと思いました。


「マツコだってきれいになったんだから、わたしだってきれいになったっていいんだ」と帰りの電車でも言いました。友達が「行きでも言っていたよね。言い訳はいらないんだよ。幸せになっていいんだよ。そのために来たんだよ。朝なんて、この期に及んで、ここまで来ておいて、まだ怖気づいている、と思ったけど、元気になってよかったね」と言ってくれました。


帰ったら、彼氏が髪を切った?と聞いてきました。
髪は切っていなくて、チークの色とアイシャドウの色、髪の分け目を変えたのです。でも、髪を切ったみたいに印象が変わったんだなと思いました。

お金を使ったことを責められると思ったけれど、「いいじゃん、とってもかわいいよ」と言ってくれたので、うれしかったです。


幸せです。



買い物に行った店はマルイです。

マルイのru jeans、amoire caprice 、コントワー・デ・コトニエ でしました。メイクは、次の日マキアージュ、ADDCTION、ヴィセ、エレガンス、などで買いました。



コトニエみたいな店、今までもこれからも入らなかっただろうし、友達に教わったミミアンドロジャーだって世の中には似たようなデザインがたくさんあるから、何がいいのかわからないまま生きていったと思ったけれど、買ったら、着心地が良かったり、見栄えが良かったり、気分が良かったりするから、やっぱりお金の価値はあるんだな、ハッピーの分、感情の分、って思いました。

塾講師やっていて思いますが、激安のところとちょっと高いところの違いは、感情の部分です。
感情の部分ってただで見積もられやすいのですが、実は有料です。
そして、気分を良くしたかったら、それ相応のお金を払うか、ものすごく人格がいいか、その両方でないと難しいと思います。


服なんて、ただの布なのに、あんなに高くて、でも高い分、ちゃんと選べば、高ければいいという風に選ぶんじゃなくて、ちゃんと、ですけど、選べば、答えてくれて、一日を幸せにしてくれるんだな、と思いました。


短い丈のトップスを切るのは勇気がいるし、足首や手足を出すのも怖いけど、頑張ろうと思います。
冬は、ブーツを履いて、インすればいいと教えてもらいました。


いろいろ、変わりました。
覚えていられないです。
楽しかったです。