今日は趣味の会に出た。
郷土の同人誌に参加しているのだ。
今回の創作も、記録も、随筆も、反戦の内容のものが多かった。
戦争中、戦前のことを書いた小説もあった。自分の出征した父親の記録もあった。身辺整理の心境、認知症の人の心の動きについての小説や、老年の性愛や、父母の介護、看取ったときの記録などがあり、みんなで評論した。
正直に言って、文章の巧拙よりも、内容の貴重さが感じられた。
最年長の女性は、自分は今安心して生きているけれど、自分よりももっと若くして亡くなった人たちのことを考えると今も苦しいし、今の法案のことを考えると、心配で何か出来ることはないかと思うが、出来ることが思いつかないという。
会長がたぶん八十代くらいなのだけど、ブログをやっていて、反戦について、書くと、嫌韓の書き込みや攻撃的な書き込みが多いと言っていた。特に、2ちゃんねる、ライトノベルの無批判な戦争礼賛の文章や、戦争をしかたないと受け入れるもの、美化するものが多く出回っていることに危機感を示していた。
境遇や年齢が全然違う人と話すって良い。
ついでに、同人誌の傾向として、男性の作者は、男性的視点に対して無批判だから、せめてコントロールするとより面白くなると伝えた。コントロールしている人もいるから、不可能ではない。年齢も関係ない。