c71の一日

生活の記録

お金の流れを作り出すこと



わたしは、自営業なのです。
会社員に憧れたときもあるけれど、無理だった。
「普通」「すごい」「自慢」したくて、会社員になりたかった。「みんなと同じ」になりたかったから。
でも、やっぱり向いてなくて、今は自営業になった。
勤めないのって、どんなに不安な毎日かと思ったけれど、需要があれば仕事はある。だから需要になるようなものを作って、それを供給すればお金になるのだった。


食えなければ三つ四つ掛け持ちしても良いし。一回は勤めた方が良いとは思うけれど、社会常識って会社によってえらく違うから、あまり意味がない。


わたしは、占いを始める。宗教を始めると思われても仕方がないけど、お金を稼ぎたいから背に腹は代えられない。
受けたくない人は受けなくても良いし、わたしの言うことを全部信じてほしくもない。ただ、わたしの思ったことを伝えたいなと思って始める。値段に納得いかない人は、やらなければ良いと思うし。怪しいし。



今はコンビニバイトと、塾と、占いで三つ掛け持ち仕事をしている。その方が楽だ。気持ちも楽だし。いろいろ動けるから、じっとしていて人生が摩耗していく感覚に陥ることがない。


起業って難しいことをしないといけないと思ってけど、ホームページ作ったらもう起業なんだなあと思ったり。


お金を作るのって結構簡単で、例えば、noteにわたしがアップしたら、買ってくださる人もいるし、同人誌だって、ちゃんと計算して損益出るようにやれば、商売になるだろう。今度、懸賞小説に応募もしてみる。お金が欲しいから。怖いけど。


一生この仕事で食べていくとか、一生この会社にしがみつくとか考えるとゆがみが出ると言うか、しんどいというか、ひずむし、「本当に大事なのはこの仕事じゃないかも」と思って、今のことに集中できないかも。
たとえば、いずれ塾を辞めるとしても、今は塾で稼いでいるからちゃんと勉強しているし、そうすると、他塾に転職だってできる。



今、たとえば派遣とか契約で働いていて不安な人も、その間についでに専門技術を磨いて、それで食べていけるようにしたり、できないもんかなあ、と思う。不安だから。雇い止めとかあるし。できないこともあるだろうけど。その職場ではダメでも、技能があるとアピールしたら、採ってくれる会社あるかもしれないとか。



なんか、仕事の志望動機とか難しく考えていたけど、条件で考えてこの会社に勤めたいと思ったら、なんせ生活がかかっているから熱意が出る。なんでかというと、どうせ食べていくために働くなら、熱意を出せる仕事の方が良いからで、そうすると、志望動機って自然と生まれるもんだと思うなあ。



kntskm.hatenablog.com


これとか、わたしあんま全然納得いかないんだけど。ジョークなんだよね!それはわかるんだけど。
企業も学生も、お互い媚びるのっておかしいと思うんだよね。
お金が欲しくて、お互い裏に利害が一致するから働くかってなるわけだから。


だって、そりゃあ、学生なら、志望動機なんてないかもしれないけど、福利厚生が良いからとかもあるわけじゃん。そしたら、会社が安定し続けられるように、そこを支える仕事をしたいと言えるわけじゃん。安定している会社が良いから、屋台骨になる職務に関わりたいとかさ、それでも良いと思うわけ。わたしはお金が欲しいからとか、子どもが好きで未来を作りたいからとか、技術で未来を良くすることに関わりたいとか、そういう志望動機のときに採用された。



そら、志望動機がないくらい、熱意がなくても超優秀な学生がいたとして、それを採りたいとしても、たいていの人は超優秀じゃないわけよ。
で、志望動機を企業に対して媚びることだと思っていたわたしがいたので、そういう人もいるのかな、と思った。
面接で最後までのこって、社長面接で落ちたのはわたしが変な女だからだと思うんだけど、志望動機は良かったんだと思うんだよね。
そういうときは、媚びてなくて、なんか、自由に書いてた。
「私の夢は」くらいの勢いで。現場の人ってロジックを見てるから、気が合いそうで理屈が通じたらけっこう気に入ってくれるもん。
作文教えてるけど、作文書けない人が多いから、作文書けるだけで、優位になるんだよね。
だからといって、採用には届かなかったけど。


志望動機が考えられる人は、結局起業も出来るんだと思うんだよ。
これがしたい。これには価値があるから買ってくれ。わたしはこれには良いところがあると思うからやりたい。って言えるってことだから。
それって、ちょっと営業よりの考え方なんだけど。
で、御社は安定しているから入社したい、だけど、志望動機はないと言われたら、困ると思うんだよね。
「なんでもしますから」と言われても、「たぶんなんにもできないじゃん」ってなるんだよね。とっかかりない。わたしもそういうときがあったけど。
「わたしはこういう人間だからこれが出来るので、もっと技術を伸ばしていけたら、役に立てると思います」と言えたら、価値を作れるわけで、お金になるんだよね。
「わたしは勉強が好きだから、勉強を教えられます。つきましては、働きながらさらに、技術を伸ばすことができる御社に入社したいと思います。子どもの未来に貢献するという社是が気に入りました」とかさ、そんなんで良いんだよ。そしたら、仕事くれるほうも、上げやすいと思う。やる気あるし出来ないことがあっても乗り切る気はあるんだなみたいな。そんで、その志望動機があれば起業もできるし。



だから、志望動機を聞く会社が、「寒い」ってことはないと思うんだよ。
あんたのところなんて知らないけど、給料良さそうだから入りたいんだったら、御社の安定した業績を保つことに貢献したいため、ぜひ、屋台骨の仕事に関わりたいとかさー、お金の動きをダイナミックに見られる部署に入りたいとか言えるわけじゃん。
そして、御社が発展することによって、わたしの安定した生活も保たれるわけです、っていったら、理屈も通るしさー。


価値を作れる人間は優秀な人間よりも勝ると思うんだよね。お金に結びつくから。
優秀なだけだと気がつきやすいから、お金になりやすいかもしれないけど、ただ、性質が優秀なだけだと、お金にならんもん。
お金にならんかったら、困るもん。


だから、お金の流れを作り出すことって、価値を作り出すこと、そのためには、自分が何をしたいか、何が出来るかわかって、それを売り出せるか考えることが大事だと思う。したいことがなければ、売り物作れないものね。
まあ、それは死ぬほどしたいってことじゃなくて、どうせ生活しないといけないから、他のことよりも好きだくらいで良いと思うんだよ。今までの人生でひとつくらいは、得意なことや好きなことや、まあまあ出来ることあるんだと思うし、ないなら作らないと。
それは自営業でも起業でも就職でも関係がないと思うよ。
やっぱ、お金が作れないとどうにもならん。