c71の一日

生活の記録

高校生と数学

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高校生の女性を教えると、「なんの役に立つのか」が全然知らないまま、教えられているので、モチベーションが低い。


わたしの生徒さんは、理系の進路を選んでいる人が多い。

だから、なるべく、三角関数は、動きに関すること、ベクトルは、グラフィック処理に関すること、など、なるべくどんな仕事に使われているか、教えることになる。


実践的に使うための基礎だ、ということを図を使って細かに教える。
そうすると、モチベーションも上がるし、自分の身近な学問としてとらえられるし、なにより、「面白い」と思ってもらえる。


化学や物理も、身近な話に落として、話す。
授業中に簡単な実験もする。
そうすると、問題が、現実味を帯びて読めるようになる。


とくに数学は、集合など現実の生活で多用するものも多い。
決断をするとき、この数学の考え方を使うと、迷いが整理できるよ、ということも言う。
たとえば、場合分けとか。確率もそうだ。データ分析もそう。


なるべく、数学の物語を読んで、数学の発見にはこんな経緯があって、それで、今こういう風に便利に使われているんだよ、ということを話す。中学生に対しても同じだけど。



個別指導の役割は、わからないところを単に教えるだけじゃなくて、モチベーション、わからないところの切り分け、生徒自身の表現力の向上なども含まれている。