c71の一日

生活の記録

たくさん眠ってすっきりした<PTSDがだいぶ改善したせいだ

春休みなので忙しい。

わたしにしては、連日朝早く、夜も遅いので、寝不足だった。

土曜日も日曜日もいつものように仕事なので、休む暇がない。
けれど、今日は少し早くあがれたので、何もかも無視して、ベッドに直行して寝た。

最初は一瞬寝付けないかも、寒い、と思ったけれど、エアコンをつけっぱなしにして、七時に目をつむったら、次に目が覚めたのは八時だった。その次が、十時だった。三時間眠ったことになる。

授業中も眠くて仕方がなかったけれど、ようやくすっきりした。

わたしはもともとは、過眠気味で、寝ても寝たりないと思う感じで、十時間くらい寝ないと、不安になるタイプだった。仕事に就く前は、「今起きたら、午後に具合が悪くなってしまうかもしれない」と無用な心配をする日々を送っていたが、ここのところ、五時間睡眠でもなんとかなったので、適正睡眠は、わたしが思っているのと違っているのかもしれなかった。本当に無用な心配だったことが実証された。

とはいえ、PTSDがもっとひどいときは、起きているだけで、かなりの負担が体にかかっていたので、眠いのは事実だった。それは忘れてはいけない。いつもフラッシュバックの発作に襲われていたから、動悸もひどかったし、体がいつも臨戦態勢で、緩む暇がなかった。それは、文字にすると、たいしたことがないようだけど、実地に経験すると、起きている時間に対して、三対一くらいで眠らないと、朦朧としてしまうくらい、疲れるものだった。
友達にも「生体エネルギーがだだもれな感じがする」と言われたので、端から見てもそうだっただろう。
それは、気の持ちようとレベルが全然別の話だ。

PTSDもだいぶ改善したと言うことが言える。

とはいえ、精神はここのところずっと不安定で、夜になると家族の前で泣くことが多かった。

生徒さんの前では取り繕っていたものの、幸せな感じが減っていた。

ところが、三時間寝ていただけで、あの、不幸な三日間の絶望的な出口のない気分に終止符がうたれ、すっきりさわやかになった。

なんという単純さか。
わたしって、いったいなんだろう。
体の調子で気分がまるで変わってしまう。
気分なんて、寝れば吹き飛ぶようなものだったのか。
もっとたいそうなものだと思っていた。
気分を尊重してきたのが馬鹿みたいだ。

わたしは、自分の不幸さを難しく考えていたけれど、肉体に依存する面がとても多いような気がしてきた。
忙しすぎず、暇すぎない状態を維持して、疲れたら昼寝をするペースを守っているだけで、心身が健康になるような気がしてきた。