c71の一日

生活の記録

わたしは服を買ってしまう

去年はストイックまでに服を買わなかったし、セータは三枚しか持っていなかったけれど、今年はたくさん服を買っている。
服を買って服を買って、服の塚ができた。

しかもちょっと若め。

一回青春みたいなことをやりたい。でも若くない。だから、服だけ眺めて満足したい。
今欲しいのはピンクハウスの服が欲しいです。フリフリしているものが欲しい。

福袋もたくさん買いました。何が入っているのかわからないので、だから、誰かにもらったプレゼントみたいな気がするからです。
一回は全部着ました。

わたしは、若い人に嫉妬するのが止まりました。
中学生には勝てないし、どんなに恵まれている中学生でも、わたしと似た苦しみの一部を背負っているからです。

ああ、やだなあ、どんなに恵まれたおうちにいって、やり直しても、やっぱり、わたしは苦しむだろうなあ。

と思ってから、過去に戻ってやり直したいと思うのがやみました。

入院中は、そればかり思っていて、「過去へは戻れない、過去のことを考えているうちに、今という時間も過ぎて、過去になって、過去を振り返っていてあの頃バカだった、ってまた悔やむループになるのよ」と先生に言われたほどでしたが、それが終わったのです。

わたしが生徒さんの世話をすることで、わたしは生徒さんからいやされています。

年増としての自覚を身につけるいい訓練になっている気がします。

塾の講師をしなかったら、わたしはいつまでも永遠の子どもだったでしょう。
顔は年を取って、心は子どものままで。

まだまだいけると悪い意味で思っていて。

最近のわたしは、若さには勝てないと思うようになり、年増には年増の魅力とエロスがあるのだと思うようになりました。

だから生徒さんには「化粧をするのはね、肌がしぼんでからじゃないと似合わないのよ。ほほほほ。肌がしぼんでから顔を作ってね、欠点を消してね、そういうのが似合うのは大人の特権よー」
「若い子がやるなら、自己主張としてのメイクよ。ギャルメイクに限るわよ。ナチュラルメイクなんてするものじゃないわ」

と高笑いしています。