c71の一日

生活の記録

一度太ってみたかった

一度、男の人から興味を持たれないような容姿になりたかったんだと思います。
それと母親の支配から逃げるために太った、ということもあるし、会社に過剰適応するときに、食欲が逃げ場だったと思います。その上で、条件なしにわたしを好いてほしい相手に巡り会いたいという願いがあった。甘えだけど。


付き合っている人に糖尿病を心配されるのがとても恥ずかしいので、痩せることになりました。
なぜか、むかしにくらべて、一食に一合食べてしまうと言うことが減って、甘いものも食べることが減りました。ときどき食べると、だるくなります。低い糖質を取っていると、インシュリンがたくさん出て、それでなんとかしようとしていたのに、たまに、砂糖でがーっとあがると、だるくなるみたいです。


美人についても、いろんな考え方があると思います。
二十四時間メイクを重ねて、生理痛もなく、美人にはいやな人はいない、ってイメージをキープするために、嫌いな人にも優しくするとか、大変だと思います。
一糸乱れぬ身だしなみが美人の条件であって、顔立ちは二の次だと思いますが、わたしにはできないとやっぱり思いました。


ネットアイドルは身近に見えます。でも、容姿が別の世界の人です。だから、比べてはいけないのです。いいところしかプロモーションしていないはずだから、わたしはそれだけでその人を判断していたら苦しくなる。


かしこさだって、迎合するのがいいのか、真実を言うのが賢いのか、それだって、全然違う賢さです。

服を大量に捨てようと思います。
十年前からたまっています。
痩せたら着るつもりでした。
でも、年齢も流行も体形も変わりました。
欲しい服も似合う服も変わったでしょう。
買う喜びを取っておきたいと思います。



上げられるものは上げて、そうでないものは売ります。
明日は一日休みなので、やってみます。フィットネスクラブにも通いたいです。

服を処分したら、母親とさらに縁が切れるから、思い出が減るから、気分がいっそう良くなるのではないかと予想しています。
そういう気持ちになるくらい、回復しつつあるんだなあと思いました。
一度太って良かったです。

太っているわたしを受け入れてくれる人と出会えたからです。