c71の一日

生活の記録

コミュニケーション能力が高い人

働く以前はコミュニケーション能力が高い人は、ハキハキテキパキとしていて、話すのが早い人だったんだけど、今は、おっとりゆっくり話す人の方がコミュニケーション能力が高いと思うようになった。


要するに、相手のペースにあわせられる人なの。


人の興味の高さはスピードに比例していると思っている。それは、伝えた井川が、自分で思っているよりも高くないから、受け手の相手が理解するスピードは遅くなる。それは能力じゃなくて、興味がないから遅い。だから、相手の興味にあわせて話すと必然的に遅くなると思う。

ヘルパーさんでも、仕事をテキパキこなす人よりもおっとり話しておっとり静かに動く人の方が人気が高いらしい。


塾の先生でも、早口で高音で話す人いるけど、情報量が増えても、受け手の方は、それほど耳に入らないから、意味がないと思う。


そして、おっとりゆっくり話す人の方が話聞いてくれそうだと思うし、実際そうだと思う。


わたしを見て、服装が、かっちりしていないから、いやだと思うおかあさんもいるけど、一回授業を受けて、子どもの様子を見て、信頼してくれるようになる親御さんは、やりやすいし、そう言う人と仕事したいと思う。


仕事は選べないけど、向こうが選ぶから、得意不得意は少しずつ出てくる。


子どもも、最初は、自分ができないことを正直に言えない。わたしは不器用なこの方がやりやすい。特徴があったり、難しいような生徒さんの方が、殻はかたくても中身は柔らかいから、なつくとすごくやりやすいし、意思の疎通もできる。


わたしは、一人相手だったら、とても気は使って疲れるけど、普通の対応ができる。相手にいちいちどういう気持ちか確認できるからだ。これは、障害を補っていると言える。視力を補うために眼鏡をかけるように、気配を察する代わりに言葉で補っているわけだ。

でも人数が多くなるといちいちその人たちに聞いて回るとテンポが悪くなってしまうので、そういうときに、障害が出てくる。


それと、たぶん、うんと親しい相手には、言葉で補うだけじゃ足りない、コミュケーションが発生すると思うので、それはたとえば、それとって、とか、あれしておいて、とか、そういうところで出てくるから、それは気をつけたい。


ただ、相手がコミュニケーション能力が高い場合、低い人のことも気づかずに救ってくれたりもするから、ありがたい話だと思う。