c71の一日

生活の記録

おかあさんは暇だった

おかあさんは暇だったから、わたしに過干渉だった。


働いていなかったし家事もしていなかったから、暇だったんだろう。



わたしが病気でいると嬉しそうに看病した。だけど、病院に連れて行ってもらえなかったこともある。
救急車で運ばれて点滴をされていたら、つかみかかられ怒鳴られた。
成人して緊急入院したら、三日後に来た。お金は課してもらえなかった。そんなの当たり前かもしれないけど。


わたしはおかあさんの暇つぶしのために病気になった。
わたしは分析力があるのに、おかあさんのこととなると、なかなか事実を把握できない。
自分のことも把握できない。それは、おかあさんの保護のもとで生き延びるための知恵だったのだ。

本当のことを言ったら、生きていけないから、わたしは嘘をついて生きていた。




おかあさんは暇だった。
忙しいと言っていたけど嘘だった。
おかあさんは暇な上に、怠け者で、嘘つきだ。
自分のことを自慢してばかりいる。だけど、現状で自慢できることはあまりないから、美化された過去の栄光ばかりだ。
現実は冴えない。



わたしの代わりにわたしの人生を生きようとした。進路を決めて口出しして、生活を制限した。
だから、わたしはぼんやりすることが未だに怖くて出来ない。
ぼんやりは正しくない行為らしくて、何かしているように見せていないと、怒鳴られたから。
本を読むとシャットダウンできるから、良く本を読んでいた。
最近本を読まないのは、おかあさんがいないから、本を読まなくてもリラックスできるからだと気づいた。



疲れても休めなかったから、覚醒するために、自傷や過食をしていた。
疲れたら休めば良いんだって、友だちに教えてもらった。




おかあさんはいつも忙しいと言っていたから、それを信じていた。
でも、事実は違う。暇だった。
こんな簡単な事実、嘘に気づくのにもこんなに時間がかかる。
ひとつひとつ、解きほぐしていかないといけない。



過食したくなったら、筋トレをしよう。痛みで覚醒したいだけなのだから。
より損なわない代替のものを用意して、最終的にはぼんやりできるように、自分を調整しよう。



おかあさんは暇だった。
わたしは忙しい。
今時分の人生を生きることで忙しい。
だから、誰かを支配しなくていい。嬉しいことだ。幸せだ。
本当に幸せって、基準がなくて自分が勝手に思うことなんだな。
外から見たら、わたしは冴えない人生を送っているけど、けっこう今良い感じだ。
体調に気をつけて継続したい。
わたしは自分が忙しい方が良いや。



おかあさんは暇つぶしにわたしを支配した。わたしは誰のことも支配しないですむ。
働いて、家出は静かに過ごして回復する。まだ、できていないことはたくさんあるけれど、ちょっとずつ良い感じになってる。
自分を取り戻している。
二度と、誰かに自分を明け渡したりしない。自分のために生きる。