c71の一日

生活の記録

塾での話

塾で、親御さんに比較的好かれるなと思います。

親御さんに怒られることを恐れて、子どもを批判するひともいますが、それだとうまくいかないように思います。


親御さんも不安なので、親御さんの気持ちに寄り添うことが大事です。
顧客満足度の話を書きます。


生徒さんには、「勉強はいじめてこないし嫌みも言わないし、将来の武器になるよ。とくに、国語をやると、専門書も読めるようになって、資格勉強も一人でできるようになるよ」
というと頑張ります。
できたら、些細なことでも拍手して褒めます。
「これくらいのことができても、全体の量から言っても仕方がない」と生徒は思っているので、
「これがすべての第一歩なんだよ。大きい進歩だよ」というと笑顔になってくれます。
生徒は怒られるばかりで、認められることが少ないのです。



学校でいじめられてても、勉強でシャットアウトできるし、将来逆転するチャンスがあるから、そのために勉強しようと話します。
また、学校であった出来事を聞きます。そうすると、すっきりするらしくて、勉強もはかどります。
そして、生きるために、勉強は武器になると話します。


親御さんに好かれるためにはこつがあって、「嘘をつかない」ことです。
親御さんは孤独で、誰かに相談しても、誤摩化されたり、嘘をつかれたりしています。
だから、正直に困っていることを話せる場を必要としています。
言い方に気をつけることはあっても、生徒さんの性格を見抜いて、「そそっかしいから、問題を読み切れていないから、わかっていても、間違えるみたいですね」というような、そんな程度のことでも、
「こどもをちゃんと見てくれている」というように評価してくれます。
大事なのは、成績を上げることもそうですが、長期的には、生徒のことを、ちゃんと見て、分かっているということを伝えることです。
そうしたら、すぐに成績が上がらなくても待ってくれます。
もちろん説明はします。
「これをできるようにしてから、これを伸ばします。だから、成績が上がるまで少し時間はかかります」と説明することや、「とても頑張っています。だから、机に向かう習慣をつけることさえできるようになれば、大丈夫です」ということが大事です。


親御さんは子どものことを愛しているから、子どもが他人に褒められるととても嬉しいのです。自分では、一緒に暮らして育てているから、褒めたくても、そのタイミングを失っている場合が多いです。
だから、親御さんの前で、子どもをうんと褒めます。
そうすると、親御さんも褒められてほっとしますし、子どももとても喜びます。
そういうことをこつこつ続けることが、顧客満足度につながります。


その子が、早とちりなのか、論理的に考えられないのか、漢字が苦手すぎて本文が読めないのか、状況を整理できないのか、よく考える必要があります。
状況が整理できなかったら、図の書き方を教えます。論理的に考えられないなら、順番に考えることを教えます。何をするのか、ひとつひとつパーツに分けるやり方を教えます。


そういう細やかな分析による教材の選定をこつこつすることも大切です。
そうすると、成績はもちろんあがりますし、あがらなくても、生徒も、親御さんも満足してくれます。


嘘をつくことは本当に良くないです。
親御さんは、現状を正確に知りたいのです。
だから、調子の良い嘘をついていたら、心の中で怒ります。
そして、調子の良い嘘が現実にならなかったら、それが表に出てきます。
嘘は基本的に裏切りです。


本当のことを伝えにくいときには、言い方を工夫すれば良いです。
現実は今はこうだけど、今後こうなると見通しを伝えれば大丈夫です。
こういう手を打ちます、ということを伝えることが大事です。
正直でいることがとても重要です。
親御さんには嘘はわかります。
子どもを見ているのは親御さんだからです。
嘘を聞きたくて、お金を払っているわけじゃないことを忘れてはいけません。
プロとして、なにに躓いていて、どうしたら、解決できるかを示すことが大事です。

悪い部分にはいい面もあります。だから、そう言うことでバランスをとりながら伝えることも大事です。
そそっかしいですが、全体を見るスピードは速いので、補いながら、それを生かしましょう、という言い方はできるわけです。



その子にあった勉強方法を真剣に考え、親御さんに寄り添うこと、それが大事です。
それが、結果的に契約に結びつきます。

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