c71の一日

生活の記録

お化粧が大好きになって、幸せになった

ボビィブラウンの化粧品を買ってみた。
すごくよかった。わたしは化粧品の感触が嫌いで、ファンデーションを塗ると顔に膜が張った気持ちになるし、グロスを塗ると、紙が張り付くのがいやだった。ごってりべたべたして、唇が重くなるのがいやだったし、においも味もいやだった。


でも、ボビィブラウンの口紅は、家にいるだけなのに、つけてみたくなる。そして、鏡を見てうっとりする。落としたくなんかならない。いつまでもつけていたい。

今までは、マキアージュの軽いファンデを使っていたけれど、それでも、いやだった。


ボビィのカウンターで化粧直ししてもらって、スティックファンデを塗ってもらった瞬間、うっとりした。ひんやりして気持ちよかった。
家に帰ってから、ボビィのサイトを見て、コンセプトを見たら感動した。
イエローベースの肌の人のために開発された化粧品で、いろんな人種、白人以外のモデルが笑っている。

一般的に美しいみたいに思われるような人じゃなくて、痩せすぎていない、鼻が出っ張っていたり、するモデルさんが笑っている。


わたしも、笑いたいなと思った。

ボビィの色は、黒っぽいけど、わたしの肌を綺麗に見せる。
顔を隠すんじゃなくて、魅力を引き出してくれる。

いいにおい、ひんやりした感触がする、軽やかだけどしっかりつく。


守られているみたいな気持ちになる。

これだったら、わたし、化粧したい。自分を否定するための化粧じゃない。自分を消すための化粧じゃなくて、自分を引き出すための化粧だ。


わたしは、とても嬉しくて、幸せだ。

無理に堅苦しくならないで、優しい、ふわふわした気持ちで、過ごせるし、塗って、いやな気持ちになるどころか、気分が上がって、自分の、隠したかった欠点が、魅力になるよ、って許されるような気がした。