c71の一日

生活の記録

仕事がうまくいっていること

病気のせいで、あまり喜べないのだが、仕事はうまくいっている。

生徒さんはわたしのことを好きで、わたしのことを眺めながら「先生はきれいでかわいいですねえ。いい先生ですねえ」と言う。
わたしは、心の中で、「こんなにわたしはだめなのに、どうしてこの子は私を好きなのだろう」と思っている。

バレンタインデーにチョコレートを渡したとか、ホワイトデーにお返しが帰ってこなかっただとか、席替えで、好きな子が後ろの席になったとか、そういうおしゃべりの合間に勉強を教えている。

精神科医は「あなたの新しい仕事はいいですね」と言う。
「未来のために、働く仕事で。僕なんか、人の悩み聞くばっかりで、診察室に閉じ込められて人生が終わるって思うときがあるんですよ」と言う。
「勉強を教えて、その子の未来が、大きく変わることもある。それで、日本がいい方向に行くとも言える。毎日感謝されるような仕事をするということが、地に足の着いた生活ということですよ」と言う。

わたしは、全然喜べない。
とても疲れている。もっとお金を稼がないとだめだと思う。この仕事はお金を稼ぐのには向いていないような気もする。
自分がすり減っていくように感じる。それが働くということだろうか。
仕事を入れすぎて、疲れているのかもしれない。
春休みの間は、一時的に忙しい。