c71の一日

生活の記録

軽トラさんとルールズに反したデート

今回はおごってもらわずに、主にわたしが出しました。軽トラさんもお財布事情が厳しくなってきている様子だったからです。


スニーカーで待ち合わせ場所に行き、最初は映画にしようと思ったのですが、ピンとくる映画がやっていなかったので、スポッチャに行こうということになりました。

途中でGUがあったので、連れて行ってもらいました。原付しかないので、助かりました。

本当はコンビニ用のズボンを買おうかと思ったのですが、良いのがなくて、結局、涼しい感じのだぼっとしたズボンと、長いサイズのタンクトップと、レーシーなTシャツを買いました。

軽トラさんは女の買い物に嫌な顔をせず、これどう?と聞くと色が良いね、などと言ってくれました。悪いなと思ったので、試着してくるから、と言いました。外で待つのかな、と思ったら、メンズを見ると言ってくれたので、楽しんでくれているのだ、と安心しました。


服は十着以上持ち込んだのですが、シルエットを残酷にまで映すものばかりだったので、たいていの服は没にしました。
かわいいワンピースも会ったのですが、GUで買ったワンピース、デートに使うかな、授業で着るかなと考えたところ、どちらもノーだったので、精神的に断捨利しました。まだ買ってないですけど。


軽トラさんは、仕事用のTシャツをいっぱい買っていて、色のセンスが白と青ばかりの涼しいものばかりだったので、可愛かったです。

それから、スポッチャに行きました。死地に赴くような気持ちでした。どこも混んでいたので、野球の打ちっぱなしと、ゴルフをまずしました。
意外と、ゴルフ、できたので嬉しかったです。気に入らない人の頭を打ち抜くイメージでやるとうまくいくと軽トラさんに言うと、イメージは大事なんだねと苦笑いしていました。


それから、卓球をしました。
意外とうまいね、と言われました。言われてみたら、運動が苦手だった高校生時代、卓球しか暮らすマッチに出られなかったのです。ラリーはできるようにしたかも、とほの暗い記憶がよみがえりました。


一番面白かったのは、ダーツです。わたしは集中力がなく、真ん中を射抜いたと思えば、暴投してしまうので、自分の傾向がわかって面白かったです。最初のゲームはわたしが勝って、次のゲームは軽トラさんが勝ちました。
白熱して、汗をかきました。
負けた方がおごり、ということだったけど、ひきわけだったです。
スポッチャは、わたしが払いました。


ルールズに反しているけれど、ずっとおごられぱなしも良くないと母に言われたので払いました。
それから、ファミレスに行きました。
街コンで一緒だった、もう一つのカップルが、とうとう男性側の告白というイベントが起きたのです。わたしは、断ればいい、と思っているという話をしました。


なぜなら、初対面に近い女性をデートに居酒屋を選んで、車で送るという理由があるとはいえ、一方的に飲ませるのは非常識だし、まだ、知り合って間もない女性に告白するのは、時期尚早だと思ったからです。わたしの友人をよく観察すれば、友だちになってから、お互いよく知ってから、お付き合いしたいと願っていることがわかったはずだし、余裕があれば、それを待てるはずだと思ったからです。
デートにぺたんこ靴で行った、女性の気持ちにコメントしないのも周りが見えていないと思いました。


ファミレスで、うわさ話をしながら、ああ、これはルールズに反していると思って、ヒヤヒヤしました。お茶代は、はらってもらいました。


カレー屋さんで夕食を食べました。おいしかったです。他にもおいしいお店は知っていたのですが、一食に二千円出すのは、ちょっと抵抗があるようだったので、安い店を一生懸命考えました。
ナンを食べなれないらしく、手で食べるの?と聞いてきました。なんて、世間擦れしていないんだろう、と感動しました。
緊張しながら、軽トラさんが、「前、誕生日プレゼントをもらったから、来週…プレゼントというか、ごはんを一緒に食べたいと思いますが、予定はどうですか?」と聞いてくれたので、すごく嬉しかったです。もちろん答えはイエスです。

カレー屋さんでは、千円だけ、ルールズに反しているという罪悪感の中で、千円だけ払いました。
「かえって気を使うかなあ?」と聞かれたので、「おごってもらうのは、とても嬉しい。女の人扱いされている感じがするから」と答えました。


蛍が見えるかもしれない、という話になって、蛍が見えそうなスポットをドライブしました。
夜遅いせいもあって、蛍はまだみたいでした。
来週に期待です。

三回目のデートだけあって、今日は、なかだるみ、という感じもいなめませんでしたが、髪の毛を短く切った軽トラさんは、精悍な感じで、素敵でした。