発達障害の収納の闇
収納にすごく困っていた。
家具をやたらに増やすのも怖かったので。
収納家具をはかって買うことも思いつかないで失敗したことも数知れず。
だから、わたしはこういう工夫をしました。
1.ヘルパーさんに相談する
ヘルパーさんに動線を考えて収納をどんなのを買ったほうがいいか相談しました。
それ以前に、掃除を頼むとそれで終わってしまうので、掃除機ロボを導入して、お話をする時間を増やしました。
頭脳労働をしてもらうのだ。片付けも頭脳労働だ。
自分にとって心地よい事を考えるのは難しいけれど、ヘルパーさんが働きやすい労働環境を整えると思ったら、意外とできた。
うちの収納で評判がいいのは、二段のスパイス入れ。流しの下の二段のやつ。ニッセンで買った。
押入れを二段に分ける収納。掃除機も押入れに隔離して入れるために、押入れの中の掃除機入れも買った。
押入れ 掃除機 収納 で検索したらあった。
2.検索の仕方を聞く、検索すれば商品が出てくるし悩みが解決されると教わる
ほしいものは、その名前を検索すると出てくると知った。
検索すれば、いいと教わったのはすごく良い変化だった。
お店に行っても何を見ても何に使うのかよくわからなかったけど、ネットで買うと、何に使ってどんなふうに便利なのか口コミや宣伝で書いてあるからその通りのものを選べる。
商品が並んでいるところに行っても何に使うのかわからなくて困っていたのよね。
いまだにカラーボックスって何に使うのかよくわからない。
「本棚」って題名だったら本を入れるのだなとわかる。
「衣装ケース」なら衣装を入れるのだとわかる。
そういう風にわかりやすいのじゃないとだめで「マルチ」とか書いてあるのは謎だから買っても使わない。
だから、ネットで名前がついているのを買ったほうがいい。
「入れるものの名前 収納」で検索して買えばいいと知ってすごく気が楽になった。
だから、中に入れる収納は割とよかった。
困っていたのは、衣装入れ、本棚、ストッカー、ちょっとしたものを一時的に入れるラック。
本棚は、アマゾンで、出来上がっているのを買った。
前にツッパリを買って失敗した。一人で設置できないし、たいへんで、家具のことを考えるのにうんざりした。
- 出版社/メーカー: フナモコ
- メディア: ホーム&キッチン
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これをDIYしたら一年ぐらいやりかけの本棚があることになった。恐ろしい。
それから、衣装ケースを、今まで安いのにしていたのだけど、組み立て式だったので、使っているうちに壊れた。
だから、思い切って、無印良品のにした。
無印良品にしたわけは、「丈夫」「はからなくてもそのまま使える」「配送してもらえる」「完成品」「テイストが統一してある」「みんなが買うんだからいいんだろう」「いつでも同じサイズのものを買い増せる」ということだった。
高いから、だいぶ迷ったけど買った。
やっぱり、便利だね無印。
寸法がちょうどいいし、まっすぐで色もかっこいい。
無印は高いと思ってたけど大丈夫だった。
あと、うさぎちゃんに検索すればいいと教わったので、いろいろわかった。
「(困ってること) 収納」と検索すればだいたいのことは出ている。
家具は色をそろえたり高さを考えないと部屋に圧迫感や乱雑さが出てくるから、白と決めたら白、アクセントでピンク水色とか最初から決めることが大事だそうだ。これは他の友達に聞いた。
収納をやたらめったら買うと家が狭くなるけど、ちょうどいい量で買うと部屋の床が広くなるから、掃除もしやすくなって、埃も減るので快適だ。お掃除ロボに合わせて生活すると楽だ。
いいことづくめだ。
発達障害の人はたぶん片付けが苦手な人が多いと思う。
だけど、入れるものの場所を決めたらそこにつっこめばいいので、それ以上のことはおいおいやっていければいいと思う。
ものの置き場を決める、そのために収納がある。
収納があるから片付くんじゃなくて、ものを入れる場所を決めるために収納を買うってのがわたしの今日のポイントだった。